神話

古事記は、日本の日本神話を含む歴史書。現存する日本最古の書物である。その序によれば、和銅5年(712年)に太安万侶が編纂し、元明天皇に献上されたことで成立する。上中下の3巻。内容は天地開闢から推古天皇の記事である。

日本書紀は、奈良時代に成立した日本の歴史書・神話。古事記と並び伝存する最も古い史書の1つで、養老4年(720年)に完成したと伝わる。
日本に伝存する最古の正史で、六国史の第一にあたる。神代から持統天皇の時代までを扱い、漢文・編年体で記述されている。
全30巻。系図1巻が付属したが失われた。
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  • 渡部昇一:「神話の時代から」 2016
    神話について比較的最近書かれた書籍。解りやすく記述されている。神話の時代から男系の皇位で天皇家が続いていることは世界に類を見ないことである。

  • 坂本勝:「地図とあらすじでわかる! 古事記と日本書紀」 2009
    古事記と日本書紀について要約されている。ここでは、日本書紀の部分について記述している。

  • 蒲田東ニ、渋谷申博:「神社に秘められた 日本書紀の謎」 2020
    日本書紀を中心に古事記との差異に言及し、各地の神社について網羅的に記述されている。楽しみながら読める書籍である。

  • 南里空海:「伊勢神宮」 2003
    伊勢神宮には「天照大御神」を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である「豊受大御神」を祀る豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に皇大神宮は内宮(ないくう)、豊受大神宮は外宮(げくう)と呼ばれる。広義には、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた合計125の社宮を「神宮」と総称する。