#### 令和7年(2025年) 5月 皐月(さつき) #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
燕らは土を運びて壁に付け 凹凸がなく苦労しており (手助けしたい)
燕(つばめ)たち家の周りを旋回す 巣作りの場所調査してをり (巣作りの季節到来)
子供らと集合写真わが姿 老いた姿に愕然とする (老いは誰も止められぬ)
赤・ピンク皐月(さつき)の花が満開に 終の棲家も華やかになり (この季節はいいね)
オオデマリ真っ白の花満開に 木の容量が大幅アップ (生命力の凄さを感じる)
白鷺は歩みを止めて静止する 水張り田んぼ獲物求めて (抜き足差し足)
田んぼから蛙の聲が静まりて 優雅な姿白鷺(しらさぎ)降りる (見つからないように)
吾の田んぼ六条植えが持ち込まれ あっという間の田植え完了 (農機具の進化に脱帽)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
枝豆の種子をポットに植え付けて ハウスの中で育苗開始 (育苗ポットを購入)
人参の葉の勢いが増強し 期待ふくらむ収穫のとき (光合成が盛んになっている)
そら豆が空に向かいて実をつける 収穫どきはサヤの様子で (下向きとなり、サヤの筋が黒色になる頃)
さつまいも初定植を実施する 動画教える方法のまま (ツルを定植すると知る)
ジャガイモの芽かき作業を実施する 小さき芋が姿を見せる (着実に育っているようだ)
春菊が花を咲かせて終わり告げ 夏野菜へと季節移ろう (花を楽しもう)
強雨風で定植苗が煽(あお)られる 防風ネット効果バツグン (あんどん型)
茄子の葉が紫色に変色し 防寒用にトンネルを張る (定植が早すぎた)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
#### 令和7年(2025年) 4月 卯月 #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
採れたてのタケノコもらい春の味 九十三の元気な姿 (元気な秘訣を知りたい)
代掻きの機械の後に舞い降りる 白鷺の群れハンターになる (多くの白鷺)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
エンドウの芽かき作業を失念し 枝が繁りて綿菓子のごと (手がつけられず)
秋植えのエンドウ類は花盛り スナップエンドウ食卓にのる (採れたての味)
なす・トマト夏の野菜の苗もとめ 期待膨らむ定植作業 (講習会の実践)
菜園の講習会に参加せり 実のなる野菜性質を知る (共通の知見)
菜園で夏の野菜の土づくり 冬眠中の蛙出現 (動きが鈍い)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
土曜日の講座開催目処が立ち 兼ねての想い期待高まる (美濃公民館)
新年度三名参加始まりて 話題多くて楽しき時間(少人数でのスタート)
(旅行ー足立美術館ーーーーーーーーーーーーー)
地元バス旅行のために利用する お客少なく心も沈む (あえて利用した)
庭園も絵画の一つ美術館 遠くの山も取り入れてをり (足立美術館のコンセプト)
窓枠が額縁となる庭園は 時間・季節で新作となる (足立美術館の日本一庭園)
#### 令和7年(2025年) 3月 弥生 #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
日常の想い切り取り短歌詠む 文字数のみの制約のもと (短歌日記とする)
庭の梅淡いピンクで咲きほこり 春を報せるセンサーのごと (人工ではできぬ)
大学のサークル仲間集まりて 一瞬にして青春時代 (皆、若かった)
変色の写真の中の仲間たち 若さ溢れる青春時代 (記憶の中の宝物)
寒波過ぎ梅の蕾が一斉に ピンクに変わり春の気配に (素晴らしき季節検出センサ)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
八朔と甘夏苗を定植す 孫子の代に想いを馳せて (八朔と不知火、大きく育て)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
朝市で見知らぬ人が声かけて 講座参加の嬉しき知らせ (ありがたい)
吾の講座参加者求め行動す 思い通りに事は運ばず (魅力無しか?)
(旅行ー草津・鬼怒川温泉・旧軽井沢・日光東照宮ーーーーーーーーーーーーー)
慌てたり搭乗口の変更で 久方ぶりの全力疾走 (息がきれた)
薬師堂なき龍の聲聞こえたり 物理法則成せる技なり(音は波なり)
眠り猫小さきけれど意味深き 江戸初期からの家康警護 (大工・彫刻師の左甚五郎)
意味深き陽明門の逆柱(さかばしら) 古人の思想今に伝えて (日光東照宮・未完成で崩壊防止)
日光の八面猿のストーリー 吾ら人生縮図を示す (赤ん坊から出産まで)
いろは坂観光バスは慎重に 残雪の中 上りて下る (いろは四十八)
鬼怒川の温泉宿も人多く 景色眺めて入浴すなり (鬼怒川温泉)
湯けむりと豊富な湯量草津の湯 老略男女(りうにゃくなんにょ)集う湯畑 (草津温泉・湯畑の迫力)
氷雨舞う雪景色なり軽井沢 行き交う人も肩をすぼめて (旧軽井沢散策)
雨の中ツアー便で旅立ちぬ 君と応援地元空港 (萩・石見空港)
#### 令和7年(2025年) 2月 如月 #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
同僚はそれぞれの道歩みをり 集大成のそれぞれの道 (それぞれの生き方)
同僚の退職前のお祝いに 広島出向き一泊す (久しぶりの広島)
音もなく綿のごとく雪が舞う 立春すぎの寒波襲来 (各地でかなりの積雪報道)
雪つもり家の周りの雪かきす 作業終わりて体ポカポカ (気持ちがいい)
コタツにて昔の雑誌ひろげたり 時代を超えた優れた記述 (日経Linux)
寒波来て週末旅行延期せり 外気気温はマイナスになり (雪が舞っている)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
遠方の友より写真届きけり 手入れのされた畑の様子 (都会での家庭菜園)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
参加者の定員超えの連絡で 心も踊るPC準備 (旧PCのOS入れ替え)
教室のアシスタントとリハーサル 半分以上お茶会になり (楽しき時間)
#### 令和7年(2025年) 1月 正月 #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
米国の大統領の就任で 期待するのは常識世界 (トランプ大統領就任 1/21)
手の甲の皺(しわ)が気になりさわりたり 昔のような弾力がなく (歳を重ねてきたものだ)
お礼にと立派に出来た夏みかん 父の好物お供えにする (ありがたい)
収穫し大根とカブおすそ分け 同窓生が喜んでくれ (小さきけれど)
ようやくに体調戻りはや十日 免疫力の増強目指す (自己免疫力の維持が重要)
年明けて体調不良家ごもり 関節痛く動けずにをり (数年ぶりの不調)
万葉の歌に詠まれし打歌山 新春の里見守ってをり (昔の姿今に伝えて)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
賑やかな講座進行嬉しけれ 個々の能力面白きかな (活性化されてきた)
吾がページ検索により表示され 研究会の船出記念日 (益田プログラミング研究会)
次年度の開催日時決定す 公民館にお世話になりて (中西公民館)
子供らが朝市講座参加して 思いがけなく賑やかになり (小学3,4,5,6年生)
新しき参加者ありと電話あり 年の初めの嬉しき知らせ (一般向けプログラミング)
(旅行ーーーーーーーーーーーーーー)
三月に草津・鬼怒川温泉へ チャータ便の予約を入れる (阪神交通 FDA利用)
#### 令和6年(2024年) 12月 師走(しわす) #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
大晦日(おおみそか)計画倒れ事多く お構えなしに時は流れて (終の住処の一年が過ぎ)
神様の依り代(よりしろ)となる鏡餅 お供え前に神棚掃除 (お礼を込めて)
鏡餅(かがみもち)丸餅六つお願いし 去年と同じ正月準備 (鏡餅は神様の依り代・丸餅二つは月と太陽、陰と陽)
霙(みぞれ)降り寒さこたえる吾が身なり 今年もわずか3日になりて (寒くて家ごもり)
吾が庵に監視カメラ設置せり 嘆かわしけれ物騒な世ぞ (強盗ニュース頻発)
同期生ラインの返事数日後 元気そうにて安堵するなり (高専七期同期生)
神社にて臼(うす)で餅つき行われ 杵(きね)を持ちたる地域の子供 (記憶に残これ)
しめ飾り講習会に参加せど コツが掴めず練習要す (難しい・撚りが重要)
先輩の総括メール頂きて 今年一年振り返りみる (広島の大先輩社長)
大学の編入生のラインにて 初雪写真共有したり (お互いの近況報告)
大学の同窓会の案内が ラインで届き近況を知る (3月に下関で開催)
前職場、教授退職お祝いに 広島の宿確保するなり (2月に広島駅付近で)
雨模様、最低気温十度以下 家に籠もりて外を眺める (鳥たちも寒そう)
剪定の講習会に参加して 木の体内のフォルモンを知る (上昇と下降の流れがある)
手交した名刺の数は数百に 残す名刺は数十となり(退職とはこういうことか・・・)
手付かずの名刺の整理始めたり 浮かび上がるは懐かしき顔 (多くの方と関わりを持った)
目が覚めて室内温度確認す 十度以下にて床から出れず (ずいぶん気温が下がってきた)
倉庫から引越し荷物取り出して 要と不要の選択開始 (なかなか捨てられぬ)
演目「大蛇」その迫力はすざましく 観客全て引き込んでをり (大熱演)
笛太鼓リズムをとりたる手打鉦(ちょうちがね) 神楽の舞を昇華させをり (姿勢の良い楽隊で厳粛な気分に)
山間の美都(みと)で神楽のまつりあり 引き込まれたる演目「岩戸」 (よくわかるストーリー)
日中も温度上がらず家の中 冬眠中の蛙(かわず)の如く (急な寒さに動けない)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
初めてのブロッコリーが食卓に なんとか育ち安堵し食す (無農薬野菜の喜び)
穴だらけキャベツ白菜葉っぱなり 難しいかな生育管理 (葉っぱが虫食いのため大きく育たず)
大根とカブの収穫順調で 食材として重宝しをり (採れたてを鍋料理に)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
来月も朝市講座予定する 希望者一人希望がみえる (一般の方)
朝市の講座呼び込み君がなし 大成功の参加者四人 (定員充足ありがたい)
知り合いに講座参加をお願いす 感謝感激、同窓の友 (次年度の参加者確保・ありがたい)
朝市に講座開催お願いし 子供の参加期待してをり(予想では参加ゼロ・・・)
#### 令和6年(2024年) 11月 霜月(しもつき) #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
日記やめ短歌日記に変更す 紙から変わるiPadに (持ち運び容易)1
文化祭多くの人が訪れて 老いも若きも皆笑顔なり (知り合いとの会話楽しむ)
秋深し地区催しの文化祭 君は展示す花アレンジを (中西地区文化祭)
ようやくに外溝工事完了す 見違えるほど綺麗になりて (岸高建設)
嬉しけれ吾が執筆の教科書が モンゴル国の教科書になり(データベースの基礎)
富有柿同窓生におすそ分け 会話止まらず楽しき時間(喜んでもらえた)
庭の柿孫と一緒に収穫し 採り方伝授記憶に残れ(今年は豊作)
夜ふけて長男夫婦と酌み交わし 吾が人生を伝えられたる(参考になれば)
子供たち古希のお祝い催して 五人の孫と会食楽し(料亭 じょう一)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
ナスの木は多年草だと知識得て ビニールかぶせテスト開始す (結果は如何に)
二度植えのキュウリ撤収実施して 今年の出来に満足しをり (品種:夏すずみ)
秋蒔きの豆類三種発芽せり 初期の除草の時間を確保 (失敗せぬよう)
草まみれほうれん草は元気なく 初期の除草に失敗しをり (発芽後の除草が重要)
大根とカブが大きく育ちをり 君が料理す野菜の煮込み (美味しくいただきました)
玉ねぎの苗をいただき定植す 発芽させたる立派な苗ぞ (ご近所より柿のお礼)
大根とカブを間引きて食卓に 小さきけれど満足しをり (大根は今年は成功)
姉の家秋蒔き種を貰い受け 豆類三種畑に撒きて(そら豆・エンドウ・グリンピース)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
今月の講座は二名寂しけれ されど会話は楽しき時間 (火曜日の実施は難しい)
受講者が体調崩し三ヶ月 免疫力の低下と見ゆる (ワクチン後遺症?)
次々回の教材作り没頭す 分かり易さを追求しをり(Pythonクラスの利用)
朝市の時間を借りた計画を 提義してみる結果は如何に (中西公民館)
次年度の一般向けの計画す 受講者確保悩ましき事 (火曜日なので)
(旅行ー種子島・屋久島ーーーーーーーーーーーーー)
今知れり登山ツアーの制限が 吾より年下悲しくもあり (69歳までが条件)
会話する参加メンバーその中に 同窓生の兄が含まれ (故中湯彰くん)
屋久島の南端ホテル南窓(みなみまど) 遠くに島が薄っすらと見え (屋久島いわさきホテルよりトカラ列島を臨む)
見る者に感動与う大木は 紀元前より命をつなぐ (紀元杉)
(標高1,230mの車道沿いに自生、登山するこなく見ることができる屋久杉。樹高19.5m、胸高周囲8.1m、推定樹齢3,000年。ヒノキ、ヤマグルマ、アセビ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど約12種類の着生樹がある。)
雨多き花崗岩なる屋久島で 年輪刻む千年杉ぞ (この環境による自然の不思議)
屋久島は円錐状の島なれば 凝縮されし日本の気候 (亜熱帯から冷温帯)
青い海・緑の大地・白い砂 温暖気候種子島なり (美しき島)
漂着の船より来る火縄銃 歴史を感ず門倉(かどくら)岬 (種子島時堯(たねがしまときたか)が買取)
種子島 原寸大のロケットの 圧倒されしその大きさよ (種子島ロケットの丘)
種子島 火縄銃にてお出迎え 大きな音に度肝を抜かれ (種子島空港にて)
チャーター機九十分で種子島 二十余名の参加メンバー (FDA)
#### 令和6年(2024年) 10月 神無月(かんなづき) #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
人生を友と語りた同期生 尊きものぞそれぞれの道(真剣に向き合う人生)
語り合い半世紀経た同期生 それぞれの道尊きものぞ(大学編入の同期生)
人生の終わり見据えて行動す 小中学の同窓の友(やり残こしがないように)
古人の積みし石垣再生す 後世に残る業者の技ぞ(岸高建設)
天気良く外構工事進みたる 徐々に整う終の住処ぞ (水廻りが綺麗に)
ドローンにて終の住処を撮影し 写真頂き感激しをり (貴重な一枚)
ログハウス倉庫塗り替えお願いし 業者の方と会話楽しき (地元業者)
田万川の温泉つかりさっぱりす 人も少なくゆったり気分 (車で15分の幸せ)
君が為す形見分けとて貰いたる 秋の風情の菊の掛け軸 (床の間の印象が変化)
亡き母のお茶の道具を貰い受け 君が始める茶道の世界 (立派な道具)
電線に燕(つばめ)の群れが集結す 無事を願いてわれ手を振りぬ (十月七日)
自治会の草刈り行事参加せり 休憩時間会話楽しむ (日頃合わない人との会話)
懸案の倉庫の整理始めたり 片付くさまの心地よきかな (断舎利)
朝夕の気温が下がり寝具を変え 急な変化に戸惑いてをり (寒く感じる)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
都会にて家庭菜園見事なり 同窓生を師匠にとみなす(大阪府)
玉ねぎとエンドウの苗定植す 収穫時期は来春のころ(冬越し)
くん炭を野菜根本に敷き詰めて 蟲の予防の効果は如何に(蟲の嫌がるニオイ?)
籾殻は半日かけてゆっくりと 蒸し焼きにして生まれ変わりて(園芸の有用資材に)
ドラム缶くん炭作り挑戦す 火入れ・消化の技を学びて(業者の方にドラム缶を頂きました)
大型のプラモ作成気分なり ビニールハウス出来上がるさま(一日の奮闘)
抜根はチカラ要する作業にて業者の方が道具提供(チェーンジャッキ&座屈ドリル)
雑草で荒れ放題の休畑を 抜根をして整えてをり(ハウスの設置箇所)
二坪(ふたつぼ)のビニールハウス購入す 園芸の幅拡げんがため(IT農業のテスト)
ようやくにホウレン草が発芽して 思いを込めて除草するなり (発芽は難易度大)
いつまでもホウレン草の芽が出ずに 友が指南す発芽方法 (水分・浅植え)
種まきた大根とカブ芽が出ずる 間引き作業の頃合いをみる (昨年の失敗から学ぶ)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
次年度に向けた施策が急要す 土日の実施模索してみる(受講者の確保)
受講者が体調不良で欠席す 免疫系の不調とみゆる(ワク後遺症)
暇見つけコードサンプル精読す 優れた技巧その中にあり (新しき考え方)
(旅行ー明日香村ーーーーーーーーーーーーー)
天照(あまてらす) 妹祀る神社なり 魔除けの丹(に)にて彩られをり (丹生都比売(にうつひめ)神社;丹とは朱色のこと)
山深く「談山神社」ただずみて 密談されし大化改新 (大化の改新密談の地)
高野山多くの人が訪れて 心に響く講話も聴けり (金剛峯寺(こんごうぶじ) 高野山:弘法大師によって開かれた日本仏教の聖地)
藤原は日本最古の都なり 十六年後遷都されたる (藤原宮(ふじはらきゅう) 持統・文武・元明の三代の天皇)
甘樫(あまかし)の丘に登りて見渡せば 明日香の地区と大和三山 (畝傍山、耳成山、香久山)
明日香村高松塚の古墳には 当時の人が描かれてをり (天武・持統両天皇の墓)
石舞台(いしぶたい)横穴式の石室が 地表の上に現れてをり (埋葬者は蘇我馬子?)
飛鳥宮(あすかきゅう)乙巳の変(いっしのへん)の舞台なり 権力欲の哀れを伝え (宮中での暗殺事件、乙巳の変:645年(皇極天皇4年)、中大兄皇子と中臣鎌足が。蘇我入鹿を皇居内で暗殺し、父の蘇我蝦夷を自害させ、蘇我氏を滅亡させた政変)
飛鳥寺(あすかでら)日本最古の寺院なり 大仏の位置不動と知りて (1400年前より)
明日香村(あすかむら)古墳と史跡宝庫なり 飛鳥時代の気配を残し (古代文化の香り)
天皇の稜は静かにただずみて 日本のゆくえ 見守りてをり (神武天皇稜)
橿原で神武天皇即位して 八紘一宇(はっこういちう)大和朝廷 (日本書紀、八紘一宇:「これから国じゅう一軒の家のように仲良くしていこう」との平和宣言)
橿原は神話・歴史の狭間なり 神武東征完了しをり (橿原の宮)
#### 令和6年(2024年) 9月 長月(ながつき) #####
(日常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
宮島の対岸ホテル宿泊す 多くの人で賑わってをり (安芸グランドホテル)
懐かしき同僚の顔集まりて 学部再編考えを聴く (三学部に戻す)
縁側で中秋の月眺めたり 今は消したし街路灯なり (本日が中秋の名月)
一瞬で気持ちを運ぶLine(ライン)なり友とつながり元気をもらう(同窓会グループ作成)
友が言う「その文集で涙した」幼き日々が蘇りきて (素直な文章のチカラ)
中学の三年間の文集は 凝縮されし青春の日々 (幼き日々)
古希迎え集合写真みな笑顔 再開予定「喜寿」とするなり(ハードル高し)
古希祝い同窓会は成功す 三本締めで再開願い (やってよかった)
中学の同窓会に友集う 巻き戻したる半世紀なり (幼き日)
三人で同窓会の買い出しに 会場視察準備完了 (幹事の段取り確認)
病床で子供のために執筆の 友の遺作をホームページに (同窓会で披露)
友来たる小学校の写真持ち 六十年の歴史を語る (中垣内分校)
関東の友から入手写真たち 同窓会のホームページに (内田分校)
有線のお悔やみ報せ毎夜九時 吾の年齢と差分気になり (命に感謝)
教科書の印税通知もたらされ 何処かで役に立ってをりたる (嬉しきこと)
お隣の無人家屋に灯がともり 新しきヒト生活始め (山口県から引っ越し)
日本海波打ち際の露天風呂 寄せては返す波の音なり (荒磯温泉 荒磯館)
(家庭菜園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
白菜とブロッコリーの苗を植え 独り言にて「大きく育て」(一株八拾円)
収穫のカボチャの煮込み食卓に 満足感も戴きてをり (初カボチャ)
赤紫蘇があちらこちらで育ちをり 湿り気場所に移植するなり(梅の木の傍に)
収穫のキュウリの種を畑に埋め 幼芽に育ちて期待膨らむ(支柱とネットを設置)
ようやくに耕運機にて畑整備 残暑厳しく日暮れにしをり(無理はできぬ)
畑仕事暑さを理由にスルーして 秋の野菜の準備も遅れ (明日こそやろう)
秋植えの野菜の苗が出回りて 季節は巡る帰郷一年 (終の住処一年生)
時期終えたトマトにオクラ残渣処理 堆肥化目指し細切れにせむ(残渣処理)
(プログラミング講座ーーーーーーーーーーーーーー)
ネットより天気予報を収集し 音声用いて出力しをり (スクライピング技術)
文章の読み上げProg(プログ)作成す 読ませてみたり百人一首 (面白い)
再帰とは自分呼び出す技術なり 面白きかな思考の昇華 (リカーシブル)
親子向け講座テキスト纏(まと)めたり 興味持たせる仕組み取り入れ(美濃公民館)
##### 令和6年(2024年) 8月 葉月(はづき) #####